長い入院前の検査を終え、やっと検査入院当日です。
ポリープ除去の時に日帰り入院は経験していますが
泊りがけの入院は人生初です。
一泊だけなのですが緊張しました。
そうは術を受けるのは翌日で、前日から入院して準備をします。
まずはCT検査。
CTも金属を身に着ける事はNGですが、今回はすでに病衣に着替えているため、問題ナシでした。もちろん、下着はカップ付きインナー。
うっかり病衣がはだけても安心ですし、入院してから検査をする場合もあるので、入院時も下着はカップ付きが楽です( ^ω^ )
MRI同様、造影剤を使って撮影します。
CTはMRIより所要時間が短いので、腕の曲がる所に点滴針をさし、腕を曲げないように伸ばしたまま上に上げた状態で撮影します。
針が刺さったまま腕を上げるのは少し緊張します。
普通に撮影するのと、造影剤を入れて撮影するの、二回ほど息止めしながら機械を通って撮影終了です。
造影剤が入ると、薬の影響で体が熱くなります。
温泉に入っている感じと表現なさる方もいるそうです。
私の場合は、強めのアルコールが入った時の食道がカーッと熱くなる感じに似ているなーと思いました。
悪い場所があると、その場所が特に熱く感じる人もいると聞いたのですが、
私は股間が一番熱く感じました(笑)少し恥ずかしいと共に、やはり子宮付近が悪いのだろうな、と思えて残念な気持ちにもなりました。
体調が悪いという自覚症状もなく、とても元気なのになぁ。と、不思議な感じでした。
CTの後は入浴を済ませ、点滴針をさし、子宮口を開くための、ラミナリアというものを挿入し、9時以降は絶飲食です。
ラミナリア挿入時に先生から手術の説明と病状の説明を受けました。
全面そうは術は、簡単に言うと子宮体癌検診をしつこくした感じだと、先生はおっしゃっていました。
体癌検診では子宮体部の一部のみをこそぎ取りますが、全面そうはは子宮内全部をこそぎ取ります。時間は10分程度。
そして、病状のお話。
事前検査の結果、子宮内膜の厚みが、体部だけでなく頸部にもみられると言われてしまい、ドキッとしました。
検査してみないとわかりませんが、もしも頸部の厚みからもガンが出てしまえば、転移という事になり、子宮温存治療はできなくなってしまいます。
ですが、それも検査をしてみなくてはわからないので、とにかく、まずは検査を受けるのみです。
と、いうものの、初めての入院の上に、不安な病状。
あまりよく眠れないまま手術当日を迎えました。
手術当日のお話はまた次回にしようと思います。