34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その40、のう胞退治と並行して起きていた再びのガン闘病記。

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2016年11月に子宮全摘手術を受けて

年が明けて、経過観察中の2017年

1月17日に半年一回のマンモの検査をして、それは問題ナシ。

1月26日に婦人科検診、血液検査と、子宮と膣が繋がっていた辺りからの再発率が高いとの事で、その場所の体癌検査をしてもらう。

 

1月30日、2月の頭は皮膚科に行って粉瘤のう胞を診てもらう

 

3月9日、婦人科で採血とCTを撮ってもらう。

そこで右の卵巣が腫れている事を知りました。

腫瘍マーカーの数値は正常で、前回やった体癌検査も異常なしだったので、

先生は排卵のせいで大きくなっているだけかもしれないから、とおっしゃり、

2週間様子見てから、念のためMRI検査して確認しましょう、という事になりました。

 

3月23日に皮膚科で、のう胞手術をして貰い

 

3月27日に婦人科のMRIを撮りに行きました。

 

そこで、右卵巣に良くないものが写っているとわかりました。

専門の先生方の意見を聞いてからでないと詳しくはわかりませんが、写真の写り方から見て、良くないものである確率の方が高いとの事でした。

右の卵巣は4㎝ほどに大きくなっていました。

 

卵巣は4~5㎝以上腫れると手術で取る必要があると、何かで読んだ記憶があります。

そう考えただけでも、再び手術の可能性が濃厚です。

再発、転移で卵巣を取る手術になると、今度はお腹を20㎝ほど切る大きな手術になる、という事は、この病気になった時に今後考えられる治療の1つとして事前に聞いていました。

 

とにかく、ガッカリしました。

 

ガッカリだ。

 

そればかりが頭の中をぐるぐるしました。

やっと先に進めると思っていました。

絶対根治したと思っていたのに

こんなに早く舞い戻るとは思いませんでした。

 

またか。

またあの面倒くさい日々が戻ってくるのか。

その上今度の手術は前回よりも更に更に面倒くさいのか。

そう思うとガッカリ、ガックリでした。

 

すぐに家に帰る気がしなくて、フラフラと病院から徒歩で街へ寄り道して、

街中をフラフラダラダラと歩き回りました。

 

今度は、家族に何て伝えよう、という心配はありませんでしたが、

とにかく自分のガッカリした気持ちを落ち着けるのに時間が必要でした。

もう一度治療モードになって覚悟を決めなくては

 

既に子宮を失っているので、卵巣も無くしても私的にはそんなにダメージはありませんでした。

取るという事の抵抗はもはや無く、むしろこの機会に転移しそうなところ全部取ってもらった方が長生き出来そうだな、とすら思えていました。

 

が、

 

再び入院生活を送って、おそらく前回の比ではない大変な手術を乗り越えなければいけない事

そして、再発、もしくは転移の可能性が高いので、抗がん剤治療の可能性も出てきます。そうなると仕事も辞めなくてはいけない。

とてもとても面倒くさい日々がまっている。

 

ガッカリでした。

 

ボンヤリ帰宅して、右の卵巣もダメだったと家族に報告し、ガッカリしながら、しばらく手に取っていなかった闘病の記録を書いたノートにこの日の事を書きながら

こんなに早くこのノートに続きを書くとは…

と、思いました(というか、そう書いてありました(笑)

 

次回から再びガン治療が始まります。

今度は卵巣のガンとの闘いです。

詳しい治療法など、もろもろのお話は、また次回。