34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その43、自己血貯血とは

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今回は、自己血貯血についてお話させて頂きます

 

開腹手術をするにあたり、病院にある輸血でも良いのですが

なるべく自分の血液で輸血した方がよりリスクが少ない

とのことで、手術まで時間が無かったのですが、

ギリギリ貯められる分まで貯めましょう

という事になりまして、いつもの手術前検査の間に説明を聞き、採血部への貯血予約をしました。

 

4月28日の入院日までに

三回に分けて貯血をすることになりました。

目標は最低でも800、なるべく1000ml以上です。

 

貯血は、献血同様、その人の体重によって一度に採れる血液の量が決まっています

私は40キロ後半、50キロ弱くらい体重なので、一度に採れる量は200~350ml程との事でした。

と、聞いて、私は不安になりました。

病院で医師立ち合いのもと採血するので、献血よりもMaxの量が多くても大丈夫なのだとは思うのですが…

それでも、献血の時は50キロ以下の人は200mlまでと言われていたし、実際、私もMax200mlまでしか採ったことが無かったのです。

 

と、いう事はですよ

 

頑張っても一度に300が限界なのではないでしょうか?

それを三回…

…は、無理な気がする。

300の日と200の日と250の日とかになるのでは?

 

と、いう事はですよ

 

すごく頑張ってやっと800行くか行かないかなのでないでしょうか?

足りないんじゃ…ないでしょうか…?

 

と、心の中でグルグル考えてしまいました。

 

そんな私の不安げな気持ちを察したのか、先生は鉄剤を出してくださいました。

これで一回目の貯血までに血を増やし、三回の貯血の間も鉄剤を飲み、更に貯血中は血を増やす手助けをしてくれる注射もして貧血対策しましょう、との事でした。

 

それを聞いて、一回300くらいならイケるかもかもしれない…と思えました。

それでも300×3=900

1000行かない

 

先生、足りないんじゃ…ないでしょうか…

 

と、不安が絶えませんでしたが

 

先生のおっしゃることには

最悪足りなくても病院にある血液も使えるし

本当に輸血が必要になるかもわからないとの事でした。

せっかく採っても、使わずに終わる事も多々あるそうで、その時は保存期間が過ぎたら廃棄しても構わないかと、同意を求められました。

保存期間は覚えていないのですが、35日くらいだったかと思います。(違うかも知れません。すみません。)

それを聞いたら、まぁ最悪1000行かなくてもいいか!

と、思えてきました。

使わなくて良いなら使わない方が良いけれど、備えていないのも不安なので、使用しない時は廃棄してもらい、貯血をお願いすることにしました。

 

なので、今私に出来る事はただ一つ。

 

初回の貯血までに鉄剤飲んで、ご飯をしっかり食べて血を増やすのみです。

 

ということで、貯血初回まで

血が増えるようにご飯をしっかり食べ、鉄分多めの野菜ジュースを飲み、鉄剤を飲んで過ごしました。

鉄剤のカプセルがデカイ上に癖が強く、口の中に鉄の感じがいつまでも残るのが少し気になりましたが、良い血を作るべく、せっせと飲み、初回までの日々を過ごしました。