34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その44、ド緊張の貯血一回目

f:id:morigyu:20180520081307j:plain

約一年前、2017年の4月、

開腹手術を前に、自己血貯血をすることになりました。

今回は貯血の一回目のお話をさせて頂きます。

 

貯血当日、事前に必ず行っておく事は、食事を取って来ることです。

しっかり食事を取ってから病院へ向かいます

 

病院に着くと、まずは採血をして、貧血がないかを調べます。

無事貧血でない事がわかってから、貯血開始です。

 

ゆったりとした椅子に座らせて貰い、血管を見て針を刺す腕を決めます

針を刺す腕が決まったら、反対側の腕に血圧計と指先に血中酸素や脈拍を測る機械を取り付けます。そこで、脈拍の高さからまんまと緊張がバレて恥ずかしかったです。

針を刺す付近の広範囲に消毒液を塗ります。

いつもの注射の時の透明なアルコール消毒ではなく、茶色いガッツリした消毒液をたっぷり塗られます。その消毒液が乾くまでしばし待ちます

乾いたらいよいよ針を刺します

針、ものすごく太いです。

注射は割と平気なタイプなのですが、さすがにビビリました

が、先生が上手だったので、すんなり入り、一安心です。

針が太いので、「針が入っている所を見ると恐いからやめた方がいいかも」と先生がガーゼを乗せて隠して下さいました(笑)

貯血開始です。

すごい勢いで血が採取されます。

すごい勢いで血を取るので、血圧が下がらない様に、途中こまめに水分を取らなくてはいけないそうです。

が、私は両腕が塞がっています。

ので、看護師さんが水を飲ませて下さいます。

優しくお水飲ませて貰うなんていつぶりか思い出せないくらい久しぶりで恐縮でした

体調大丈夫か確認されながら、血圧なども確認しながら目標の量を目指して血を取っていきます。

今回の目標は、「初回だから300にしときましょうか」と、言われ300ml取りました。

「初回だから目標量より少な目に」という意味だったのか

私の体調が良くて「まだ取れそうだけど初回だしやめとく」という意味だったのかはよく分かりませんが、今まで献血で200までしか取ってもらった事がなかったので、個人的にはフラつかないか心配でした。

最後に、貧血防止に、血液を作りやすくする注射を打ってもらいます。

それが皮下注射なので、貯血でココが一番痛かったです(笑)

 

これで貯血は終了です。

 

立ち上がっても大丈夫だったのですが、突然クラっと来るかもしれないと、自分の体調を信じきれないし、沢山血を取ったという固定概念から、何となく体に力も入らなく、少しだけフラつく気もしたので、ゆっくり歩きました。

 

とにかく水分を取ると、血圧が安定するとのことだったので、貯血が終わると即売店へ行き、お茶とチキンサンドを買って、ゆっくり食べてから帰宅しました。

 

二回目の貯血は1週間後です。

初めての貯血で緊張していたのがバレたからなのか、先生も看護師さんもとても優しく、緊張をほぐしてくれようと接して下さったので、初回の貯血を不安少なく無事に終える事が出来ました。

 

この調子であと二回。

そのお話はまた今度させて頂きます。