34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その59、腸閉そくにご用心。

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術後9日目、本日も退院に向けての準備です。

術後の診察してもらったり、

術前、術後で脚のサイズに浮腫みによる変化がないか見るために

もう一度脚のサイズを測ります。

結果は大きな変化は無し。むしろ筋肉の衰えた分少し細くなっていたようです。

(なんとなく、正確な数字は聞かずに、看護師さんにお任せしたので、何センチから何センチに変化したのかはわかりません。)

 

その後、看護師さんから退院後の生活の注意点を聞きました。

前回も書きましたが、退院後に気を付けなければいけないのが

リンパ浮腫と腸閉そくです。

なので、それらの予防になるような生活を心がけます。

リンパ浮腫の予防につきましては前回リンパマッサージの事を書いたので、

今回は腸閉そくの予防について書こうと思います。

 

腸閉そくの予防に一番必要なのは

便秘をしない、という事です。

とにかく、便秘しないように、ウンチを柔らかく、滞らないように生活すればよいのです。

では、どのように柔らかウンチを死守するのかといいますと

食事と薬と水分と運動です。

看護師さんから受けた説明をギュッとまとめると、

「消化に良い食事、多めの水分、適度な運動、規則正しい生活をし、ウンチの状況に応じて酸化マグネシウムなどの下剤で調整せよ」

という事です。

なるべく毎日排便して、日々腸を動かし、腸内でウンチを固めない事が大切です。

 

つまり、規則正しく、健康的な暮らしをしておけば予防になるという事です。

 

よし、わかった。規則正しく過ごそう。

と、納得したので、消化に良い食事などのお話もいただいたのですが、その時の説明をあまり詳しく覚えていません(すみません…)

 

現在はこまめな水分補給と酸化マグネシウムで調整しながら、ほぼ快便な日々を送っています。

 

今回の手術では、開腹していますので、手術中、腸が外気に触れている時間が長かったため、腸閉そくや癒着のリスクが腹腔鏡手術時より高まるそうで、とにかく、腸を詰まらせず、よく動かすことを強く言われました。

 

それから、開腹手術後はお腹に力が入りませんし、傷口保護のために力を入れるのもよくないため、ウンチを柔らかく保ち、力む事無く自然に排便することも大切なのです。

なので、私は、お腹の傷が落ち着くまではむしろ下痢寄りの状態をあえて保っていました。

その方が私的には力まず自然に排便できて安心でした。

 

もしも、便が全く出ない、お腹が張る、痛い、オナラも出ないという状況になった時は、腸閉そくの疑いがあるので、すぐに病院に連絡するように、と言われました。

 

 

…などなど、退院後の注意点を色々聞き、全部覚えられない…と、ぼんやりしていると、

突然翌日の退院OKの知らせが来て、慌てて退院準備をしました。

入院から二週間、

ついに翌日退院になりました。

 

退院後のお話はまた次回。