34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その32、手術当日、本人が一番楽なのは手術中な気がする。

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ついに腹腔鏡の子宮全摘出手術日当日です。

朝6時起床ですが、手術開始の予定は15時です。

そこまで絶飲食。

今まで何度も全面そうはの手術前に絶食していたので、

絶食はまだ平気なのですが…

絶飲水がきつかったです。

 

脱水にならない様に栄養補給の点滴は入れてくれるのですが

朝イチで浣腸をかけられ、

体から水分が抜けた状態で点滴の針をさそうとしても

なかなか針が入りません。

やっと針が入り、水分を確保できた!!

と、思ったのもつかの間、

点滴が漏れて腕がポムンと膨れてしまい、点滴入れ直して貰ったのですが

やはり針がなかなか入りません(笑)

 

やっと針を入れ直して貰い、

後は入室に呼ばれるのを待つのみ…

なのですが、二番目以降の手術の時は、たいてい開始が遅れます

なので、家族にも手術予定時間の少し前に来てもらいました

案の定、予定の15時になっても呼ばれず、

結局手術室へ向かったのは16時。

その間ずっと絶飲食です

ヘロッヘロ。

 

その代わり、手術室に入ってからはあっという間でした。

全身麻酔なのでいつもより先生方が多く緊張はしていましたが、

いつもの様に先生も看護師さんも優しかったので

安心して手術に臨めました

 

説明時点でビビっていた麻酔も、あっという間にかかり、

気持ちよく眠っている間に手術は終了

「深呼吸してください」という声で気が付き、

深呼吸と同時にノドに入れてた管を抜かれて、やっと

「あ、手術してたんだった」と思い出しました

 

その後はまだ麻酔が抜けきっていなかったので、

先生や看護師さん、家族とも会話していたのは覚えていますが、

何を話したのかは曖昧です。

ボンヤリしすぎて家族に付き添って貰っても意味ないので、帰っていいよ、と家族に言ったのは覚えています。

 

ベッドの空きが無かったため、個室に入れてもらえることになり、

個室でウトウトしていました。

酸素マスクが邪魔で、暑くて汗をかいたかと思えば、寒くて震えたり

痛いような痛くないような、とにかく目が醒めてから数時間はいい気分ではありませんでした。

 

枕が無かったので、「枕ありませんか?」と聞いたところ、

術後は体まっすぐにして安静にしていなくてはいけないため、枕は使えないとの事でした。その代わり、タオルを畳んだものを少しだけ敷いて貰いました。

枕使えない程まっすぐに安静にしていなくてはいけないというお話を聞き、

次は寝返りうっていいのだろうか…という疑問が浮上しました。

分からない時はおとなしくまっすぐにしておこうと、

寝返りせずに寝ていたのですが、

看護師さんが「寝返りってしてますか?」と声をかけて下さり、

寝返りOKだった事を知ります(笑)

むしろ、術後は寝返りを積極的にして、腸を刺激することが、術後の腸閉そくの予防につながるとの事でした。

術前に知りたかった。説明してたのに覚えてなかっただけかも知れませんが…

(と、これを書いて、いままでコメント下さった入院前の方達にもこのお話お伝えしておけば良かったと今気が付きました。もしかしたら病院側から事前に説明あったかも知れませんが…。いつも気の利いたお返事が出来ず申し訳ありませんm(__)mどうか無事に手術を終えられていますように)

 

術後は、痛くて寝返りしにくい場合もあるので、始めのうちは、看護師さんが居る時に寝返りをすると良いかも知れません。

私も、看護師さんに寝返りしていなかった事を伝え、看護師さんについて貰って寝返りしてみました。

痛みも無く、問題なく寝返りできたのを確認してから、こまめに寝返りするよう心掛けました。

 

その頃には気分も体調も落ち着いてきて

周りに気を向けられるようになっていました。

いつの間にか服着てなぁとか、人生初のおしっこ管が入っているなぁとか。

トイレに行かずしておしっこが回収されていくことにソワソワしながら

手術当日の一夜を明かしました。