34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その37、病理検査の結果と、声を大にしてお伝えしたい事。

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腹腔鏡で摘出した子宮と卵管の病理検査の結果が出ました。

結果は、最初の全面そうは術の時と同じく、

子宮体癌類内膜腺癌1a期」

二ヵ所あった疑わしい物の内、子宮奥にあった方はガンではありませんでした。

手前の方にあったのはガンでした。

子宮頸部にも少し飛び出ていたそうですが、癒着などもなく、頸部への転移は見られなかったそうです。

ガンの深さは、少しだけ子宮体部の筋肉に入り込んでいたそうですが

ごく浅い所で、その近くにリンパなどもない事から、転移の心配はほぼ無いと考えて良いとの事でした。

グレードも1でした。

 

 

と、いう事で、

今後は抗がん剤などの追加治療も無く、

経過観察となりました。

初めのうちは1か月か2か月おきに通院して体癌検診や血液検査などの検査、

時々CTなどの画像の検査もしながら、再発が無いか観察します。

順調に行けば、様子見て検査の通院が半年一回になり、年一回になり、

五年再発が無ければ根治したとみなし、この病気から卒業です。

 

本当はホルモン治療で落ち着けたら良かったのですが、

手術も思ったより辛くなく、追加治療も無く、

これはこれで良かったと思いました。

 

後は根治するだけ

早期発見早期治療できて良かった

と思っていました。

 

結論から申しますと

その後、すぐに再び闘病生活に戻ってしまうのですが…

この時は本気で「根治したわー!」と、思っていました。

後は五年間の検査をこなすだけと安心していました。

その検査があったからこそ、病変に早く気が付けて追加の治療ができた訳でもあるのですが。

 

その経緯も今後ゆっくりお話しさせて頂きます。

 そんな訳で、ブログはまだまだ続きます。

 

 

でも、ひとまず子宮摘出の治療が一段落しましたので、

改めて一番お伝えしたいことを書いておきます。

 

検査をして自分の体の状態を知っておく事、

日ごろから自分の体をチェックして、変化に気が付くこと。

とても大事です。

 

皆様も、面倒でも定期健診はしっかり受けられます様おすすめ致します。

既往症の無い方も、「おかしいな?」と思ったら、すぐにまずは検査をすることをおすすめ致します。

検査をして異常が無ければ、大丈夫だったという安心を得られるだけなので、検査をして損をすることは無いと思います。

検査を後回しにして、後になって「あの時行っていれば」と後悔しないためにも

「これだけ後回しにしてるから今更行っても…」とお思いの方も、これだけ後回しにいているのだからこそ、後回しだと自覚した事を機に、今すぐに、可能ならば明日にでも検査に行くことをお勧めいたします。

 

なぜなら、病気の治療は、少しでも早く始めた方がより快方へ向かえるからです。

 

病院で診てもらう状態ではない元気な方も、

日ごろから基礎体温やご自分の生理周期を把握しておくと、

病気の早期発見や予防につながると思いますので

是非習慣づけてみてはいかがでしょうか?

 

生理周期などを管理するアプリを利用するのも良いですし

あわせて、生理周期を記録する用紙をダウンロードして印刷し、紙に記録しておくと、婦人科にかかる時に便利です。←私が行った婦人科受診ではあまり使いませんでしたが、初診時に一応持参すると安心ですし、色々書き込みもできて自分が確認するのに便利です。

婦人科にかかる時は、

・初潮が始まった年齢

・病院にかかる前の最終生理日

・生理周期(何日周期か、何日で終わるか、量や生理痛の大小など。周期の乱れている方は、乱れる前の元の周期と乱れてからの周期など)

最低でもこれらを事前に確認しておくとスムーズかと思います。

 

やはり、1も2にも検診が大事だと思います。