34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その28、やっぱりな結果と、治療法のお話。

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体癌再燃の疑いがあるまま行った全面そうはの結果を聞きに来ました。

前日から体的には寝れないくらい不安なのに

精神的な動揺は自分が思ったよりもありませんでした。

 

その、精神的な動揺が少ない事がまた不安でした。

今落ち着いている反動で、悪い結果だった時、取り乱してしまうのではないかと思ったのです。

 

どうせ緊張で寝付けないなら、と

結果を聞きに行くまでの夜は毎晩アニメの一挙配信を見ていました

おかげで、気になっていたアニメの新シリーズ始まる前に過去シリーズ総ざらい出来ました(笑)

 

そして当日

やはり結果は良くありませんでした。

 

子宮体癌の再燃

加えて、癌細胞のグレードが1からグレード2になっていました。

2と言っても、1に近い2らしいのですが、良くない事に変わりはありません。

子宮摘出一択になりました。

 

そんな中で、唯一良かったと思えたことは、

悪い結果を聞いても取り乱さなかった事です。

冷静に話を聞けて良かったと思いました。

 

 

と、いう訳で、温存治療から摘出手術へ治療方針を変更することになり

新たな治療方法を聞きました。

 

ガンがまだステージ1なので、

今回は腹腔鏡手術で子宮と卵管のみ摘出すれば良いとの事でした。

この手術の利点は、

腹腔鏡のため、入院期間は一週間弱、仕事も二週間休めば復帰できるとの事で、体の負担が軽いという事。

それから、卵巣が残るので、ホルモンバランスが崩れる事が無いという事です。

 

先生は「子宮は妊娠する以外、他に大事な役割が無い臓器なので、取っても後遺症はありません」とおっしゃっていました。その「妊娠する」がとても大事なのですが…。

確かに、私の年齢で、妊娠する可能性のない人にとっては、他の臓器を失うよりはリスクが低いのかもしれません。

分かっていますが、「取ればなおるんだぁ」と、手放しに喜べる気持ちではありませんでした。

いつ広がるか分からないガンが潜んでいる臓器をずっと体内にとどめておくより、取ってしまった方が命を守る点では安心感があると思ったのも事実ですが、

とても複雑な気持ちでした。

 

ただ、ホルモン治療を選択した時と違い、今回は子宮摘出することに迷いはありませんでした。

それしか選択肢が無いから、というのもありますが、

やはり、ホルモン治療を受けて、やれることはやったからというのが大きかったと思います。

おかげで、複雑な気持ちではありましたが、迷いなく子宮摘出に切り替えられました。

 

次回も、もう少しだけこの時の気持ちについてお話させて頂きます。