開腹手術後6日目
今日は自分の足で歩いて別の階にあるX線写真を撮りに行きます
お腹に手を添えて、ゆっくりですが、歩くのは問題ありません
が、やはり体を起こしていると頭が痛い。
時間が経てば経つほど痛みが増す…と、いうより正しくは
ずっと痛いので時間が経てば経つほど我慢が辛くなる、というべきでしょうか。
なので、
X線をサクッと撮ってサクッと帰りたい。
…のですが
残念ながらX線は混んでいました。
辛かった…
頭痛かった…
我慢の限界と闘いながらなんとか撮影
X線を乗り越えると、今度は部屋を個室から大部屋へ移動することになりました。
荷物を運び入れ、ベッドを移動させる間、廊下で立って待っているのですが
またも頭痛との闘いで悶絶します。
それも乗り越えると
今度はおしっこ管を卒業するための試練が待っていました。
おしっこ管は、抜いておしまいではありません。
1日くらいなら抜くだけで終了ですが、
私は6日間おしっこ管のお世話になっていましたし、
開腹手術もしているので、管を抜いた後、おしっこを自力でちゃんと出来るのかをチェックしてもらわなくてはいけません。
チェック方法は残尿測定といいます。
管を抜いた後、尿意を感じたらトイレに行きます。
そこで、事前に用意された自分専用の軽量カップでおしっこの量を計量します。
その数字を覚えておいて、トイレから出たらすぐに看護師さんにその量を報告、
すると、看護師さんが尿が出る所から管を挿入し、膀胱内に残っている尿の量を測定します。
膀胱内の尿残量が10㏄以内であればOK
↑ 【2018/9/15訂正】改めて資料読んだら、残尿50ml以下と書いていました。すみません。
それを3回連続でパスできれば晴れておしっこ管卒業です。
3回の測定中に残量50ml以上になると、また1からやり直しです。
とにかく3回続けて測定をパスしなくてはいけません。
ほとんどの方が3回立て続けを1回でパスできるそうです。
一度に出るおしっこの量も少なすぎるとこれまた問題なので、
理想は一度に300ml前後くらいらしいです。
とにかく3回連続パスを1回で済ませたい。
おしっこをしっかり溜めてからトイレに行こう、と、気合を入れたら、
1回目の測定時におしっこを溜め過ぎて、おしっこ量が多くなってしまい、
看護師さんに報告するのが恥ずかしかったです(笑)
溜めなくても、点滴をたくさんしているのでスグにおしっこが溜まります
1回目はちゃんと自力でおしっこできるのか、測定をちゃんとパスできるのか心配でしたが、意外とあっさり3回連続を1回でパス出来ました。
おしっこ管からも卒業し、大部屋へ行き、徐々に回復に向かっている実感がわいてきました。
ただ、今までおしっこ管だったので気付かなかったのですが、
点滴のせいで、とにかくおしっこが近い。
トイレ通いという行事が一気に増えました(笑)
それを見越して、大部屋はトイレから近い部屋にしてくれていたので良かったですが…
トイレに向かう度、頭痛と闘う回数が増えました。
その方が体が頭痛に慣れるかもしれない、と思って頑張ってトイレ通いしました。
色々と前進した感があった術後6日目でした。
【2018/9/15訂正】残尿測定の数値が色々間違えて覚えていたので、訂正させて頂きました。
いつもうろ覚えで書いてしまって申し訳ございません…m(_ _)m