抗がん剤も三分の一を消化し、少しずつ心に余裕が出てきて、
体の調子の良い時に友人と久々のランチに行ったり、カラオケ行ったりしました。
そこで漫画に描いた問題が発覚したのです。
「ロングウィッグ8月には暑すぎる問題」です(笑)
ホットフラッシュで何もしなくても定期的に大汗かいていたのに、
ウィッグをかぶると面白いように汗だくになっていきます(笑)
なんでショートのカツラ買わなかったんだろうと自分を責めましたが、
思い返せば、失敗してもアレンジが効くから、という理由でロング買ったのでした…。
そうか。
ならばアレンジするしかあるまい。
という事で、漫画に描いたようなアレンジをしまくりました。
ネットで「ターバン アレンジ」や「ターバン まとめ髪」等で検索すると詳しいアレンジ法が沢山出てきたので参考にさせて頂きました。
ですが、やはり毎度外出する度にアレンジするのも大変なので
帽子をかぶるような感覚で着用できるショートのウィッグも必要だと思い、
ネットで二つ目のウィッグを購入したのですが…
お届け予定日を過ぎても商品はおろか、発送のメールすら来ない。
「どうなってますか?」的なメールを送っても返答ナシ。
電話しても出ない。
ナイツさんでいう所の「ヤホー」ショッピングだったのですが、
ヤホー側に問い合わせても解決につながるような対応をしてもらえず
(今はどういった対応なのか知りませんが、2017年当時は、対象ショップに状況確認のメールして、契約違反があれば販売停止措置はするけど、返金の対応などはショップ側と直接話し合って下さいとのことで、ヤホーからは対応してもらえない。つまり、ショップと連絡つかない以上、前払いしてしまっていたのでお金は戻らない。)
抗がん剤で脱毛して困っているからお届けの早いショップにしたのに、治療費かかるから安いファッションウィッグにしたのに…。
ああ、でも安くて速いなんてムシが良すぎる話に飛びついた自分も悪いのかもしれない。と、落ち込みました。
一応、口コミも確認して、ちゃんと届いているようだったから選んだのですが…。
私が注文したあたりから同じように「届かない」「連絡つかない」と訴えるレビューが増えてきていて、
「やられた!」と思いました。
連絡つかない以上、くやしいですが、これも勉強だと諦めることにしました。
その後、しょんぼりネットショッピングの注意点を検索しました(笑)
ザックリとご紹介。
・レビューは100件以上あるお店にする
・最後のレビューの日付が古くないか確認する
・ショップの所在地の住所を確認する
・怪しいときはその住所をストリートビューで見てみる(ビルではなく民家や田んぼの住所の時は実態がないお店で怪しい)
といった事が書かれていました。
皆様は既にそれらに注意してネットショッピングされているかもしれませんが…
一応書いておきます。
因みに、私が騙されたと思っていたショップは、お一人で管理されていたらしく、その方がトラブルで連絡を取れなくなってしまい、発送できない状態である事も連絡できず、後日連絡できる状態になってからお詫びのメールと商品が届きました。
「返金対応をした上で、商品も無料で是非送らせて欲しい」と丁寧にお詫して頂きました。
結果的に私の場合はサギではなく、誠実に対応もしては貰いましたが、返金のために口座を教える気にもなれなかったので(笑)遅れても商品が届くなら、と返金対応はしてもらわずに商品のみ受け取りました。
その紆余曲折あったカツラをその後活用したかと言えば…
実は全く使いませんでした(笑)
可愛かったんですが、脱毛した頭には大きかったのです。
ロングヘアの方が髪を中にしまいこんでショートヘアを楽しむには丁度良い作りでした。
そもそも、お詫びの連絡が来る前に、アマゾンで既にショートウィッグを買い直していましたし、アマゾンのウィッグが一番気に入ったので、抗がん剤が終わり、髪の毛が生えてくるまでアマゾンのウィッグを使っていました。
一個2900円の物ですが、分け目も自然で軽くて使いやすかったので、治療が終わって髪が伸びるまで短期のアルバイトをしよう!となった時には同じものを更に2つ買い足して、交互に洗いながら使っていました。
それから、もう1つ。
カツラが届かずに嘆いていた時、
コスプレ用のウィッグ売っているお店もけっこう普段使いできるカツラがあると友達に教えてもらい、初めてコスプレ用ウィッグのお店にも足を運んでみたのですが、茶色や黒を選べば普通に使えるものが沢山売っていました。
値段もお手頃で、良い感じでした(*^^*)
私はウィッグはアマゾンで買いましたが、ウィッグのケア用品はコスプレのお店で購入しました。値段もネットと大差なく、買ったその日に使えるのが利点だと思います。
あと、店員さんがすごく感じの良い方でした(*^^*)
抗がん剤中、コスプレのお店でコスプレグッズを「おお~すごい!」と眺めるのも一つの楽しみでした(笑)
以上、闘病中のカツラのアレコレのお話でした。