34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その14、このガンの事。

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今回は、この病気についてのお話です。

 

入院して行う検査の入院日を決めるため外来に来ました。

同時にこの病気について詳しく説明していただきました。

 

最初に告知を受けた時に何も頭に入らなかった事を

ここで完全に理解することになります。

 

最初に取ったポリープ(と思っていたもの)から、

『類内膜腺がん』という種類のガンが見つかったそうです。

したがって、私は「類内膜腺がんの疑いがある」と言われていたのですが、

この、「疑いがある」というのは「調べたらガンじゃないかも」という訳ではなく、

「ガンはガンで、その中の類内膜腺がんの疑いがある」という意味なのだそうです。

 

先生に最初に「~という事なので、ガンなのは確かです」とハッキリと釘を刺されました。

まずは「ガンの疑いがあるから調べましょう」と言われた言葉の正しい意味と

ガンに種類があるという事を理解しました。

 

これからガンと闘う事は確定していて、どの位強いガンと闘うのか、相手の状態を知るための今回の検査です、と、改めて自分のすべき事を先生の口からハッキリ言っていただけて、ショックよりは地に足がついたという感覚でお話を聞いていました。

 

次に教えて頂いたのは、対戦相手、ガンの事です。

ガンには強さがあるそうで

その強さは、顕微鏡で見た時のがん細胞の並び方(「顔つき」と呼んでいるそうです)で決まるのです。(その顔つきからガンの種類も分かるそうです)

おとなしい顔つきから、タチの悪い顔つきまでをG(グレード)で表します。

おとなしい順から、G1~G3で分類します。

 

私は、ガンにグレードがあるという事をここで初めて知りました。

 

次に、「ステージ」についての説明です。

この言葉は私も元から知っていましたが、どの状態がステージ何なのかは知りませんでした。

 

ステージとは、ガンの進行具合を言います。

がん細胞が、体のどこまで広がっているかでステージが決まります。

ステージの分類は上のマンガに描いた通りです。

 

つまり私は今まで、

「子宮体部に類内膜腺がんがあるので、本当にガンの種類は類内膜腺がんなのか、そしてそのグレードとステージを画像や組織検査などでよく調べましょう。」

と、言われていたのです。

 

そして、「検査結果によって、どのような治療をするのか決めましょう。」

という事なのです。

やっと自分の現状と何をすべきかがストンと頭に入った1日でした。

 

では、「どのような治療をするのか」についてもお話を聞いたのですが、

一気に書くと長いので、そのお話は次回にしたいと思います。