34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その15、治療方法を知って検査をこなそう

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前回、子宮体癌類内膜腺がんの詳しい説明のお話でしたが、

同時に聞いた、治療方法のお話もさせて頂きます。

 

検査が全部終わるまでまだ確定ではないですが、

今のところ、私のガンはおそらくステージ1a期という初期段階の可能性が高いそうで、その場合の治療方法の説明を主にして頂きました。

 

子宮体癌は、基本子宮全摘出が望ましいのですが、

ステージ1a期でグレード1の場合のみ、希望すれば子宮温存治療ができるそうです。

 

私の場合、年齢的にまだ妊娠の可能性もあるので、温存治療もできるとのことで、まず温存治療の説明を聞きました。

 

温存治療は、ホルモン剤の薬を半年間ほど飲むことで、ガンを食い止める方法です。

ホルモン剤が効けば、ガンがおとなしくなり、治療が必要なくなる状態(『寛解』と言います)にできて、その間にできるだけ早く妊娠をすれば出産も可能という治療です。

これは根治ではなく、あくまで寛解の状態に持っていくだけなので、確実に治したければ、出産後に子宮摘出手術をうけることになります。

 

中には、ホルモン治療だけで治ってしまう方もいるそうですが…

50%の確率でガンが再発する可能性があるそうです。(『再燃』と言います)

その場合は即、子宮全摘が望ましいとのことでした。

今回はホルモン治療を目指しているので、摘出手術の詳しい話は省かれましたが、

治療の順番としては

①ホルモン治療約半年続ける。効果があれば治療終了。早めに妊娠目指す

②半年後も効果ないor途中で再燃したら摘出手術。子宮の筋肉にガンが入り込み子宮外に広がる『浸潤』が無ければ手術のみで治療終了。

③浸潤、または他の臓器に転移があれば手術後抗がん剤

という感じです。

 

今回の検査の結果次第で、どの治療方法を選ぶか決めます。

 

そんな訳で、まずはとにもかくにも検査結果を出さねば先に進めません。

早速、検査入院前の検査を一気に消化すべく、外来で説明を受けたその足で、昼食抜きで検査を受けに行きました。

 

結果、検査にも体力が必要と知りました(笑)

 

特に呼吸器の検査は空腹で挑んではいけません。

体に力が入らず、何度もやり直しを食らい、余計体力をえぐられ、またやり直し…

早く検査を終わらせようと思ったのに、余計時間かかってしまいました。

 

腹がへっては戦はできぬです。

食事をとってからでも良い検査の時は、食事休憩しっかり取ることをオススメ致します。

 

検査を受けた先の話を聞けたので、

次回より再び検査のお話に戻ります。