前回、子宮体癌類内膜腺がんの詳しい説明のお話でしたが、
同時に聞いた、治療方法のお話もさせて頂きます。
検査が全部終わるまでまだ確定ではないですが、
今のところ、私のガンはおそらくステージ1a期という初期段階の可能性が高いそうで、その場合の治療方法の説明を主にして頂きました。
子宮体癌は、基本子宮全摘出が望ましいのですが、
ステージ1a期でグレード1の場合のみ、希望すれば子宮温存治療ができるそうです。
私の場合、年齢的にまだ妊娠の可能性もあるので、温存治療もできるとのことで、まず温存治療の説明を聞きました。
温存治療は、ホルモン剤の薬を半年間ほど飲むことで、ガンを食い止める方法です。
ホルモン剤が効けば、ガンがおとなしくなり、治療が必要なくなる状態(『寛解』と言います)にできて、その間にできるだけ早く妊娠をすれば出産も可能という治療です。
これは根治ではなく、あくまで寛解の状態に持っていくだけなので、確実に治したければ、出産後に子宮摘出手術をうけることになります。
中には、ホルモン治療だけで治ってしまう方もいるそうですが…
50%の確率でガンが再発する可能性があるそうです。(『再燃』と言います)
その場合は即、子宮全摘が望ましいとのことでした。
今回はホルモン治療を目指しているので、摘出手術の詳しい話は省かれましたが、
治療の順番としては
①ホルモン治療約半年続ける。効果があれば治療終了。早めに妊娠目指す
②半年後も効果ないor途中で再燃したら摘出手術。子宮の筋肉にガンが入り込み子宮外に広がる『浸潤』が無ければ手術のみで治療終了。
③浸潤、または他の臓器に転移があれば手術後抗がん剤
という感じです。
今回の検査の結果次第で、どの治療方法を選ぶか決めます。
そんな訳で、まずはとにもかくにも検査結果を出さねば先に進めません。
早速、検査入院前の検査を一気に消化すべく、外来で説明を受けたその足で、昼食抜きで検査を受けに行きました。
結果、検査にも体力が必要と知りました(笑)
特に呼吸器の検査は空腹で挑んではいけません。
体に力が入らず、何度もやり直しを食らい、余計体力をえぐられ、またやり直し…
早く検査を終わらせようと思ったのに、余計時間かかってしまいました。
腹がへっては戦はできぬです。
食事をとってからでも良い検査の時は、食事休憩しっかり取ることをオススメ致します。
検査を受けた先の話を聞けたので、
次回より再び検査のお話に戻ります。