34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その7、立ち直るキッカケは友達自慢?

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今回も自慢の友達とダメな自分の話です。

彼氏さんも旦那さんも居ないけど、素敵な友達がいます。という話をすることをお許し願いたい(笑)

 

この頃の私は、

病気発覚の数か月前から月1ペースで泣いていました。

 

漫画家デビューさせて貰えたものの、実力が伸びず、

没ばかりで掲載から遠ざかっていたからです。

収入源はバイト代のみの日々です。

年齢的にも実力的にも自分の限界を薄々感じながら、

諦めたくない気持ちもあって

いつも悩みながら漫画を描いては

没になって泣いていました。

 

諦めようか悩みながらでは、読んで下さる方に楽しんでいただける作品を描けるわけがありません。

でも、当時の私は、何とかしがみついていたい一心で

グルグル悩む毎日でした。

とても暗かった(笑)

 

そんな真っ暗な私にも、友人達は寄り添い続けてくれました。

「今月も没だった」と泣き言を報告する私をいつも明るく励ましてくれました。

 

毎月残念なお知らせしか出来ず、いつも励まして貰って、有難くて申し訳ないと思っていたのに、さらにこの病気。

上手くいかない事てんこ盛りの時期でした。

それでも前回の漫画にも描いた通り優しい言葉をくれた友人達。

すごく救われたと同時に

本当に自分が情けなかった。

 

後ろしか見ていなかった事に気が付きました。

こんなに励まして貰っていて、これ以上後ろ向きの話を聞かせたくない

スグにハッピーな報告をすることは難しいかも知れないけど、せめて前向きな報告をしたい、

と、思えるようになりました。

数か月前から泣いていたので、泣くのも飽きてきました。

 

いいかげん前を向こうと泣き止めました。

 

漫画で結果が出せるような努力が出来なかった事は正直いまだに悔しいですが、病気がわかる前から悔し泣きし続けていたから早めに前を向けたのも事実です。

 

あの時のどん底を前を向く力に役立てられたのも、

やはり友人たちの存在あってこその事だと思います。

友人の支えがなければ、もっと長く凹み続けていたと思います。

 

尊敬する大切な友人に出会えた事に心から感謝しています。