34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その77、最後だよ!抗がん剤6クール目!!

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2017年12月20日

最後の抗がん剤治療のために入院しました。

 

半年間毎月入院していたので、

人見知りな私でも仲良くして下さる方との出会いもあり、

今回は仲良くして下さった方と同部屋になりました。

 

その方と入院日がかぶると、いつも漬物や果物をお裾分けして下さるのですが、

そういう頂きものは不思議と美味しく食べられるのです。

そのおかげか、最後の入院は割と色々口に出来た気がします。

 

空き時間にお喋りするのも、気が紛れて体調不良もあまり感じませんでした。

 

そんな感じで、入院中は穏やかに過ぎ、

あっという間に退院です。

もう来月から来なくて良いのだと思うと、嬉しかったです。

同時に、この半年間、いえ、初めて検査入院してからの約二年弱、

ずっと支えて下さった病棟の看護師さんとは、お会いする機会が無くなるのだと気づき、言葉では言い表せない程の感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

皆さん明るくて、優しくて、楽しくて、色々気が付いて下さって、注射がうまくて…本当に心強かったです。

本当に本当にありがとうございました。

先輩看護師さんたちが忙しい時、「私は私の出来る事やって少しでも先輩方の負担減らすしかできないんですけど…」と言っていた新人看護師さん、元気にしてらっしゃるかな。

あなたの一生懸命な姿に私はたくさん元気を貰いました。

 

沢山の感謝の気持ちのほんの一部しかお伝え出来ませんでしたが、皆さんのお仕事の手をあまり止めたくなかったので、挨拶を手短に済ませて退院しました。

 

 

退院後、最後の食欲不振で最後の素麺パーティー

これ終わったら暫くは素麺要らない。

 

一度細い毛が生えだす。

頭にふわふわのヒナみたいな毛がワサッと生えた頃、退院後1週間の外来受診の日になります。

ここでは最後の抗がん剤後の血液検査をします。

白血球1400。

私史上1番少ない数値でした。

最後にして初めて血液増やすための皮下注射をしました。

 

そして、外来が終わると、外来前にワサッと生えた産毛が抜けだします。

最後の脱毛開始です。

これが終わったらあとは生えるだけです。

嬉しい反面、

せっかく生えてきた眉毛や髪の毛が無くなっていくのを眺めていると

これが生えそろうまでどのくらいかかるのだろう…と、気が遠くなる思いでした。

 

この、髪の毛が生えそろうのはいつか問題は

脱毛した方皆さん気になる所なのではないでしょうか?

私は気になって気になって、いろんな方のブログを読ませて頂きました。

1か月ごとに伸びていく様を写真に撮って並べて下さっている方もいて、

私も早くここまで伸ばしたい!と、良い目標になりました。

なので、

私の場合の髪の伸びたペースも

今後まとめて別の機会にご紹介させて頂こうと思います。

 

そんなこんなで、抗がん剤の副作用からの脱出まではまだ少しかかるのですが

抗がん剤治療自体は、この6クールで無事に終えました。

 

これでガンの治療は全て終了。

もう治療はありません。

今後は経過観察をして、再発が無いか確認していく作業です。

 

先生にこれで治療は終わりです。と言って頂いた時の喜びは何とも言えないものでした。

2015年のクリスマスに突然告知を受けてから丸2年。

私の子宮体癌の治療はようやく終了しました。

長かった……。

 

そして、ここからは社会復帰に向けて

体力を取り戻し、髪の毛を取り戻し、仕事を取り戻し…

色々取り戻していくお話になります。

 

と、いう事で、治療のお話はこれで終わりますが、

ブログはもう少し続けさせて頂きます。

次回からは

この闘病のまとめや、髪の毛が生えていく過程など

治療中、治療後に気が付いた事などを思いつくままに書いていこうと思います。

 

今回は治療編終了のご報告まで。