34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その89、4月に行った定期検診のお話。

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※注意※

今回の漫画は、表情が伝わりやすい様にマスクの表記を省略していますが、本来は病院の人も私もマスク着用しています。

 

 

とてもとてもお久しぶりの更新でございます。

 

前回が新年のご挨拶。

そこからあっという間に5月。

約半年開いてしまいました。

その間私は元気に代り映えのしない日々を過ごしておりました

有難い、つまらない(いい意味で)いつもの日々です(*^^*)

 

さて、書きたいことがあったら更新

という更新ペースに変えてから最初の更新の今回は、

先月の4月中ごろに定期検診に行ってきたので

そのことについて書こうと思います。

 

 

今回の外来への道のりはちょっとゴタつきました。

 

去年の12月に外来へ行き、

次回は4月という事で予約入れていたのですが

3月ごろに「次の外来いつだっけ?」と予約表みたら

採血の予約が無い。

という事で、外来に電話で問い合わせました。

確認取ってもらうと、やはり採血の予約を入れ忘れていたとの事で、

「当日11時30分に採血予約入れておくのでそのくらいに来てください」という事になりました。

 

そして当日、

11時30分少し前に来院。

診察券を機械に通すと本日の予約内容が出るのですが…

漫画にも描いた通り

「尿検査のみ行った後、外来受診」

という風になっていました(笑)

しかも、尿検査の予約時間は11時。

せんせ~い!!忙しいですもんね!そんな日もある!お疲れ様です!

という事で、

慌てて再度確認を取ってもらい、漫画の様な流れになりました。

 

定期健診に慣れきってダラけていた所にいい刺激になりました(笑)

 

 

そして、外来受診。

この5月で早いもので最後の手術から丸4年が過ぎ、

5年目に突入することになりました。

本当に早い!

という訳で、外来受診の内容も少し変わっていくとの事でした。

 

子宮と卵巣にガンが見つかり、抗がん剤治療もしているので

10年は定期検診に通わなくてはいけないのは変わり無いのですが、

その検診内容は少し変わります。

これまでの4年間は、ガンの再発が無いか?という事に重きを置いた検診でした。

ですが、この4年間変化無しで来れたので、再発の可能性は低いであろうという見方になっていくそうです。

もちろん、定期的にCT検査や血液検査は継続して、再発が無いかも診て下さるのですが、これからは再発を探すというよりは変化が無いかの確認という感じにして、更年期障害のケアに重きを置いた受診になっていくそうです。

 

というのも、私は30代半ばで子宮と卵巣を手術で取ってしまっているので

本来の閉経より10年以上早く強制的に閉経したことになります。

そのため、自然に閉経した方と違い、更年期障害も10年前倒しで訪れています。

故に、閉経後に訪れる様々な変化も10年早く来る可能性が高く、

その不調と長く付き合っていかなくてはいけないのです。

これからは、そのケアをしていきましょう。

との事でした。

 

現段階では私が自覚している不調は軽いホットフラッシュ程度で

日常に支障はないですが

自覚症状の無い、見えない不調があるかもしれません。

それを調べ、フォローをしていきましょう。

との事でした。

 

その第一弾として

今年の秋か冬頃に骨密度を測ってみましょう

というお話で、今回の外来は終了。

他にどのようなことをするのかは、その都度聞いていこうと思い

まだ質問していません(笑)

 

次回の定期検診は8月。

今までずっと造影剤付きのCTでしたが

次回のCTで問題なければ、今後造影剤は要らない

とのことでした。

次回の造影剤付きCT検査で来院した時に、

骨密度の検査の予約もするみたいです。

卵巣を取ると更年期障害が来ると聞いた時から

骨密度は気になっていたので、

是非調べてもらいたいと思いました。

 

…と、言った感じで

治療から着々と時間が経過しているなぁと感じた今回の外来でした。

今回はこのへんで。

また何か書きたい事があったら更新させて頂きます。

 

子宮体癌闘病記その88、2021年、新年のご挨拶と現状、そしてこれからのお話。

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年が明けて2021年。

 

ご挨拶が大変遅れてしまいましたが

明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します!

 

昨年もブログを読んで下さった方、お付き合い頂きまして有難うございます

今年はじめて覗いて下さった方、読んで頂きまして有難うございます。

 

去年末に更新した前回のブログでもお話したのですが

子宮体癌と診断され、治療を受け、治療が終了してから

3年が過ぎました。

 

このブログを書き始めたのが

抗がん剤治療を始めた頃でした。

ブログを始めてからも丸3年が過ぎ、今年で4年。

色々なことを描かせて頂きました。

有難いことに、ブログを始めた頃から描きたかった事、

治療を終えた後で描きたいと思った事

大体描く事が出来ました。

言い方を変えると

ネタ切れになりました(笑)

闘病ブログにおいて、ネタ切れになれたというのは

とても喜ばしい事ではないかと思います。

新たに描きたいような病気の話が無くなったという事は

それだけ普通に暮らしているという事だからです。

 

相変わらず

年に数回経過観察の通院や検査があって、

その度に再発してはいないかと緊張する瞬間はありますが

おかげさまで今の所、大事無く経過観察を続けられています。

 

ですので、

ここでいったん

更新ペースを「描きたいことがあった時」

に変更しようと思います。

目標は良い変化に気が付いた時だけ更新ができたら

と、思っています。

この先どうなるかはわかりませんが、

今は前向きな意味で、超不定期更新にさせて頂きます。

今まで月1ペースを目標に描いていましたが

今年は月1にこだわらず、

更新する必要が無い時はその時間を他の趣味に使ってみようと思います。

と、言っても、このブログも趣味の1つですが(笑)

 

という事で、

月一更新目標としてはラストの今回は

今の体調のお話にしました。

 

2021年現在

 

体調はすっかり平常運転になりました。

加齢による体力の低下や白髪の増加なんかは年相応にありますが

普通に暮らせています。

 

闘病に関係する変化と言えば

卵巣を取ったことで強制的に訪れた更年期障害の症状くらいでしょうか。

初めはとにかくホットフラッシュがひどくて、汗だく、暑がりでした。

2021年現在では汗だく&暑がりはだんだん落ち着いてきて

今年の冬から指先の冷えが来ています。

上半身汗だくでも指先だけ冷たかったりしています。

末端冷え性更年期障害の1つなんですかねぇ?

ホットフラッシュが酷い時はもう2度と厚着できないんじゃないかと思ってましたが、

汗だく暑がりも少し落ち着いたので、

今年は重ね着や裏起毛の服なんかも着れるようになりました。

室内でコート脱がないと汗が止まらない!という事も無くなったので

出かけた先の店内などでコートの前を開けるだけで大丈夫になったのが

ちょっと嬉しいです。

 

あとは脱毛で抜けてから生えそろった髪の毛も変化しました。

脱毛前より格段に扱いやすくなりました。

以前は縮毛矯正かけないと髪を下すことが出来ず、

矯正のかかっていない新しい髪が伸びてきても髪を下すことができない

まとめ髪しかできない剛毛さんでしたが

今はヘアアイロンで軽く整えれば髪下せるようになりました。

加齢で毛量が落ち着いただけかもしれませんが、

ベリーショートの長さから美容師さんにヘアケアのコツを

教わりながら、ずっとサボってたヘアケアやったというのも

きっと効果があったのだと信じてます(*^^*)

 美容師さんに感謝です(*^^*)

 

 …と、日々不調が良くなったり、

不調と思っていたことに慣れていったりしながら、

普通に暮らしています。

最初に病気になった時には想像つかなかったですが

目の前の事を一つずつ、少しずつこなしてやり過ごしたり立ち向かったりしている内に「普通」と言える自分になれました。

病気をして心から思います。

普通であることは本当に素晴らしい。

頑張る事も無理する事も生きていくうえで避けられないですが、

耐えられる程度にほどほどでいい。

どうにもならない事もありますが、

その中でも自分が少しでも自然体で居られる所を選んで生きていきたいと

病気になって本当に思うようになりました。

これからも私はユルユルマイペースに

仕事やりながら好きな趣味も体が疲れない程度に楽しんでいこうと思います。

 

皆様にも穏やかな日々が続きますように。

 

文章も絵も上手くないですし、

伝えたかった事もうまく伝えられていないかと思います。

そして、私個人の思ったことを自由に書かせて頂いているので

正しい情報ではなかったり、

読んで下さる方と違う事もたくさんあったと思います。

それでもいつも読んで下さり、お付き合い頂きまして、

改めて

有難うございます!

「こんな人も居るんだな」程度で読んで下さると幸いです(笑)

これからもまた、何か思った事

気が付いたことがあった時は

更新していこうと思います

 

次回更新はいつになるか未定ですが

 

今回はこのへんで。

長文読んで頂きまして有難うございました!

 

子宮体癌闘病記その87、少しまじめなお話と年末のご挨拶。

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今回はちょっぴりシリアスに挑戦してみました(笑)

そしてお話もちょっぴりシリアスに。

 少々長いです。すみません。

 

2016年に子宮体癌の手術をし、

2017年に卵巣癌の手術をし、抗がん剤を6クールして

治療が終了してから

三年が経ちました。

 

子宮と卵巣を三十代半ばであっという間に失ってからも

三年が過ぎました。

そんなこんなで来年40歳になります。

この30代の十年間は

前半でたくさんのモノを失いました。

後半は失った穴を埋めていく日々だったように思います。

 

ガンになって

同じものでは埋められない穴が

心にも体にもボコボコあきました。

どんなに望んでも もう二度と、

絶対に手に入らないものが出来ました。

この恐ろしい病気にかかって

こうして今普通の生活が出来ているだけでも

本当に有難い事だと思うのですが

やはり失ったものを思うと

感謝を忘れ寂しく感じる時があるのは事実です。

元々薄めだった結婚願望も

更に更に薄くなってしまいました。

 

でも、家族を作る事への憧れを完全に失くしたワケではないのです。

憧れだけはいつまでもある。

 

だから、いつか幸せそうな家族を見て

恨めしく憎らしく思う日が来るかもしれない。

今の所無いので安心している自分もいます。

でも、

たとえ いつか憎らしく思う日が来たとしても

思うだけならいいじゃないかと自分に言ってやれる自分でいたい。

憎さから攻撃に走りたい衝動にかられたとしたら

それは全力で自分で自分を止めますが。

この病気のせいで負の感情が生まれたとしても

受け止めて飲みこんで、その感情がある時でもなお

穏やかに生きていける人になりたいなぁ。

と、

 

私が絶対に手に入れられない幸せを持っている人を見かけたとき

時々考えたりします。

 

誤解の無いようもう一度書きますが

幸せそうなご家族や赤ちゃん見た時は基本ホッコリしています(*^^*)

憎らしくなったり悲しくて涙が出たりは今の所ありません。

 

以前のブログにも書きましたが

私は生きるために必要だからと、ガン治療を受けることに納得して

治療を受けましたが

この選択は納得の選択ではありません。

「納得の選択」と「納得して選択」は大きな違いがあると

私は思っています。

ガンになった事を良かったなんて全く思えないからです。

この治療を受けることに納得しなくてはいけない状況になった事には納得いっていないからです。(言い回しが複雑ですみません…(^^;)

 

ガンになって、

ガン治療の知識を知れたことや

闘病していたからこそ出会えた方がいたことは

どちらも良い経験でしたが

ガンになった事自体は良かったとは全く思わない。

 

ガンで色々失った時の気持ちは一言では言い表せない

ネガティブもポジティブもごちゃ混ぜで複雑です。

 

そんなごちゃ混ぜな思いをしないためにも。 

早期発見して早期治療を受けることで大病を回避できるのならば

それに越したことはないと思います。

ガンを経験なさった方ならばきっとご理解いただけると思います。

 

でも残念なことに、

この気持ちを心から実感できるのは

実際に大病を患ってからの事が多いと思います。

それでは遅いという事も

大病になってから気が付くことが本当に多い。

 

私も実際大病を患うまで何処か他人事、

ドラマの世界みたいな感覚でした。

 

でも、患ってから気付くのでは遅い。

大病を経験なさっていない方こそ

患う前にこのことを知って欲しい。

大病を患うとこういう事が起きる

こんな気持ちになる

そんなことを少しでもこのブログで知って頂けていたら

すごく嬉しいです。

そして、大病を経験しないままでいて頂きたい。

 

このブログからじゃなくてもいいのです。

他にももっともっと知るべき体験談を書かれている方が

たくさんいらっしゃると思います。

 

今元気で大病を経験なさっていない方

どうか

体の不調を軽く見ずに

「そのうち」「また今度」と引き延ばさずに

早期発見、早期治療を心掛けて頂けたらと

せつに願っています。

 

 

と、長くなってしまいましたが

ここで年末のご挨拶もさせて下さい。

 

今年もこのブログを読んで下さいまして

ヘタクソな漫画と文章にお付き合い頂きまして

本当に有難うございました!

 

次回の年始のご挨拶かねたブログでもお知らせさせて頂こうと思うのですが、

来年からはブログの更新を「描きたいことがあった時」に

させて頂こうと考えています。

現在はなるべく月1ペースを心掛けていたのですが

更新しない月が増えるかと思います。

詳しくはまた次回書かせて頂きます。

 

長文お付き合い頂きまして有難うございます

色々と我慢が絶えない世の中ですが

心穏やかなお年をお迎えくださいませ!

 

子宮体癌闘病記番外編【四コマ漫画】些細な話、近況、追記、軽いお話三本。

今回は本当はブログにしなくても

全く差し支えないお話を四コマ漫画にしてみました。

 

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一本目の四コマ漫画

 

レントゲンなどの検査のお話。

いかり肩だとすぐ「力抜いて下さい」とか

「緊張しなくて大丈夫ですよ」とか言われてしまい、

『そんな風に見えてたのか』とかえって緊張してしまうので

こういった撮影系の検査が少し苦手です(笑)

 

 

二本目の四コマ漫画

 

11月は世の中的にはまだ秋なのでしょうけども、

北海道在住の私の肌感としては

11月はもう冬です(笑)

なので、この四コマのお話は9月~10月頃のお話です。

10月は、まだまだ暖かった気がします。

が、去年に比べて寒く感じる機会は多かったです。

きっとホットフラッシュが去年より落ち着いたのでしょう。

去年は室内暑い、外は寒いとなっても

室内に合わせて薄着しておけば外が多少寒くとも、

歩いている内にすぐ暖かくなったのですが…

今年は室内に合わせると外に出た時寒かったです。

なので、去年よりしっかり着込んで外出。

すると、室内メチャクチャ暑い(笑)

結果、コートの前全開にして、袖もまくる事が多かったです。

 

病気する前の寒がりだった時代は、雑誌で秋物や冬物コートを

前開けて袖まくって着こなしている写真見て

「お洒落に見えたとしても寒くて出来ないよ~」

と、心で突っ込んでいましたが

「今は籠った熱を放出するのに丁度いい!」

と、バンバン袖まくってます(笑)

そしてマフラー、ストールは室内に入るとすぐ取るので、

カバンに入れやすい小さめサイズが好みになりました。

 

また、寒がり時代に意味が分からなかった着こなしとして

「肩掛け」があります。

コートやカーデの袖を通さず肩にかけるアレです。

「着る意味ないじゃん」と、思っていましたが

ホットフラッシュライフ真っ只中の現在では、なかなか重宝しています。

「袖通してしっかり着ると汗止まらないけど、今かいてた汗が引き始めてて脱ぐとちょっと寒い」というデリケートな状態の時にこの肩掛けが役に立つ。

食事中によくカーデの肩掛けしています。

 

と、色々語りましたが

前開き、袖まくり、肩掛け、全てオシャレな着こなしの技であって

私の使いかたはちょっと違う気がします(笑)

ホットフラッシュに優しい着こなしでもあったのね。

というお話でした(笑)

 

 

三本目の四コマ漫画

 

最近、百均等でヲタ活コーナーをよく見かけるようになりました。

そこで見つけてしまったのです。

ウィッグスタンド!

ウィッグのインナー!

貧乏闘病生活だったので、あの頃にあったら

すごく嬉しかったのになぁ…

いつからあったのかなぁ…

あの頃もあったのかなぁ…

と、売り場で商品手に取りながらぼんやり考えていました(笑)

 

 

因みに私はセリアさんで見つけました。

他の百均さんにもあるかはわからないです。

現在も取り扱いあるかという事も調べていないので、

これを読んでお店に行ったけども既に取り扱い終了していた

という事もあるかもしれませんので、その辺はご容赦くださいませ。

 

あと、

以前ある百均さんに行った時、店内放送でもアナウンスしていたのですが、

電話での商品の問い合わせをしていない百均さんもあるようです。

電話で問い合わせずに、直接店舗を確認するのが良さそうです。

ですので、「百均に行く機会があったら見てみよう」

程度に受け止めて頂けたら幸いです(*^^*)

 

 

今回はこのへんで。

毎度特に実の無いウダウダ話にお付き合い頂き、

ここまで読んでくださいまして有難うございます。

 

 

子宮体癌闘病記その86、リンパマッサージ詳細版!

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今回のお話は

リンパマッサージのお話です。

ずっと前からいつかお話したいと思っていたのですが、

これは文章より絵で見て頂いた方が分かりやすいので、

そうなると漫画を描くのに時間がかかる。

ということで後回しにしてしまっていました。

 

今回やっと重い腰を上げて描いてみたのですが…

はたしてこのヘタクソな絵で伝わっているのか(笑)

ちょっと自信ないですが、文章で書くよりは幾らかマシかと思います。

 

子宮体癌で腹腔鏡手術をした後、右卵巣にもガンが見つかり、開腹手術で両卵巣、大網膜、リンパ節を摘出しました。

術後病院で、リンパ浮腫の予防とむくみの改善のためにリンパマッサージのやり方を教えて頂きました。

…というお話は以前したと思います。

その時はサラッとお話ししただけだったかと思いますので、

私が入院した病院で教わったことを改めて書いてみました。

病院では、この漫画に書いたよりももっと詳しく細かくマッサージの方法が写真付きで書かれたプリントを、体の右側バージョンと左側バージョン(左右反転しただけで同じ内容)で貰い、さらに看護師さんから実際に私自身の体を使ってマッサージの力加減などポイントを教えて頂きました。

 

ですが、漫画にも書いたとおり、

看護師さんに教わった実技の時も

気になる所をやるだけでも良い、と仰っていました。

なので、この手順通り、全身左右すべてをやらなくても大丈夫です。

実際私も今はほとんどやっていません。

 

リンパマッサージで最も大事なのは、

さすり上げる力が強くならない事と

さすり上げる速さが速くならない事らしいです。

優しく、ゆっくり。

それだけ守って、その日気になる場所、重たいな〜と思う場所を流してあげれば良いと思います。

 

私は普段、朝起きる時や夜寝る前、夜中ホットフラッシュで目が覚めた時に

「体が重いかな?」と感じた時に肩回しだけでもやってます。

肩回しだけで物足りない時や、時間に余裕がある時にはさらに気になる場所をさすり上げたりします。

特にむくんで体が重い時は足から脇にリンパ流す最後の部分だけ何度かやったりします。

むくみを感じていない日も、仕事から帰ってお風呂上がりから寝る前まで

着圧靴下はいています。寝る時に靴下脱ぐと足がスッキリしていい感じです(^^)

 

と、こんな感じで術後のむくみ対策しています。

同じ手術を経験なさった方は勿論、健康な方も

ご自分のお好みの組み合わせで気楽にマッサージして

日頃の疲れを取るキッカケに少しでもなれたら幸いです(*^^*)

今回はこの辺で。

 

 

子宮体癌闘病記その85、経過観察中に一度画像検査に引っかかっていた話。

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八月は暑かったですね

暑かったので、ダレてしまってブログを書くのを後回しにしてしまっていました。

 

さて、今回の内容は治療終了後のこぼれ話です。

この出来事が起きた当時、

ブログではまだ治療中のお話を書いていたので

このお話は治療編が終わってから、時系列でお話しようと書かずにいたのですが…

治療編を書き切るまでに時間がかかったので、治療編を書き終えた時には

このお話を書こうと思っていた事を忘れていたのでした(笑)

 

忘れられるほど現在は元気だという事でもあり、その点は喜ばしいのですが

そういえば書くの忘れてた!と思い出し、急遽描きました。

 

さかのぼる事二年前の2018年10月のことです。

 

当時まだ二ヶ月に一度のペースでの経過観察中でした。

前回CTの検査もしていたので、その結果も聞きに来たのですが

肝臓にカゲが見つかってしまいました。

先生は画像の映り方も色が薄いからと

そんなに心配ないと思う。と、おっしゃっていたのですが…

『子宮温存しようとして再燃して、子宮全摘したのに右卵巣にガンが見つかった』

経験をしている身としては怖かったです。

それでも、私がやる事は決まっています。

検査を受けて適切な対処をする。

それだけです。

と、自分に言い聞かせ、MRIの画像検査に加えエコー検査もしました。

肝臓はエコーも見た方がよりよく状態を把握できるとの事でした。

 

エコー検査では、過去のMRIの検査画像と今見ているエコーの画像を重ねて比較できる機械をお腹の上に設置して検査を受けることになったのですが…

なかなか始まらない。

お腹だして寝転がったまま放置されてましたが、すぐにお腹にタオルをかけられ、

ちょっと時間かかるのでお待ちくださいと言われました。

なんでも、普段使っている機械は他で使われていて、今あるのはメーカーが試しに使ってみて欲しいと置いていった新製品なのだそうで(笑)

ベッドと高さが合わず、MRIとの画像の位置がうまく合わなかった

というような話をしていました。

 

かなり待たされてから検査開始。

結果としては問題ないとの判断でした。

 

その後、CTを取るたびに肝臓のカゲに変化無いかも見て貰って経過観察

という事になり

2020年8月現在まで特に問題なく来ています。

 

そして、問題が無かったので、ブログに書くのもすっかり忘れてしまっていました。

 

肝臓に水たまりや、のう胞が出来ることはよくある事だと先生もおっしゃっていたので、医師が問題ないと判断したものは気にしないようにすることにしました。

 

でも一応、肝臓に優しく過ごそうと思い、

その一件からお酒を飲む前は『飲む前に飲む』的なドリンクを飲むようになりました。

あと、飲酒量もなるべく減らしています。

そうこうしているうちに、世の中でコロナが流行したため

必然的に飲みに行く事も無くなり、

今は元々病気してから減っていた飲酒量が更に減りました。

その代わり野菜ジュースと豆乳の量が増えました(笑)

最近は友達にゴリ押しされたので、ミロも飲んでます。

鉄分と食物繊維が豊富みたいです

体に良いうんぬんより、子供の頃以来のミロ、懐かし美味しいです(*^^*)

 

以上、お話し忘れていた

治療終了後のこぼれ話でした。

 

次回はこれまた描こうと思って描いていなかった

病院で習ったリンパマッサージを絵付きで詳しく描いてみようかと思っています。

今回はこのへんで。

 

子宮体癌闘病記番外編【四コマ漫画】抗がん剤終了後2年以上経った今の美容室でのお話。

抗がん剤終了から2年過ぎた2020年現在、美容室にて。

 

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今回は過去のお話ではなく

現在のお話です。

 

前回、脱毛後のヘアケアのお話を書くキッカケになったのが

コロナで美容室に行けず、七ヵ月散髪も矯正もせずに

放置したからなのですが…

 

七か月ぶりに美容室にいったのが先月の事。

美容師さんに「後ろの方、髪絡まってました?」

と、聞かれました。

その通り。

メッチャ絡まってました。

やっぱり七ヵ月も放置したら自宅トリートメントしてても傷むよなぁ

と、思ってたのですが

 

美容師さんによると、原因は他にあるそうで。

後ろの髪、うなじの上あたりに中途半端に短い毛があるというのです。

その短い毛が長い毛とこすれて絡まるのだそう。

アイロンとか、何か思い当たることないか聞かれたのですが、

後ろの毛はアイロンかけにくくてあまりやってなかったので

特に思い当たるところはなく…

「なんでしょうねぇ~???」

みたいな感じで施術を進めてもらっていたのですが

途中で美容師さんが気が付いて

「これ、切れて短くなったのかと思ったけど

もしかしたら新しい毛が生えてきたのかも!」

と。

うなじ付近意外に耳の上あたりにも同じ長さの短い毛があったらしく…

ありえる!!!!!

と、お互い納得したのです(笑)

 

実は言われてみれば髪を乾かしている時に

この辺こんな短かったかな~?

と思ったことが何度かありました。

でも、髪をすいてもらった時の短いやつかな?くらいに思ってました(笑)

 

それにしても、抗がん剤終了してから二年も経って尚こんな変化があるとは

思いもしませんでした。

きっと時間差で新たに伸びてる髪が今までもあったのでしょうけど、

今まではショートヘアだったので気付きにくかったのかもしれません。

あ、それに今まではちゃんとこまめに美容室でカットして整えて貰っていたからか。

七ヵ月カットで軽くする事もしてなかったのがこの発見につながったのかもしれません。

 

そして、美容師さんと話していたのですが、

抗がん剤前の元々の私の毛量はこんなものではなかった。

抗がん剤後も他の方に比べたら毛量は多い方だとは思うのですが、

元と比べるとけっこう減ったなぁと思っていました。

美容師さんもそう感じていた様で、

もしかしたらまだこれから増えてくのかもねぇ

と、話してました。

扱いにくいからもう増えなくても良いんだけどなぁ(笑)

そう思う反面、「新たに」生えたと言われると

何だか次に進んでる気がして少し嬉しかったりもしました(*^^*)

そんな思いがけない発見でした。

 

因みに、その際に美容師さんから聞いた毛量の個人差のお話も書いておきますと、

 

髪の多い少ないの差は、一個の毛穴から何本毛が生えるかの差なんだそうで。

毛穴の数がすごく違うのかと思ってましたが、

決定的な個人差を作るのは、毛穴の数じゃなくて毛穴から生える毛の数らしいです。

少ない人は一個の毛穴から一本だったりするために少なく、

多い人は一個の毛穴から三本、多い人だと五本とか、何本も生えるため多い。

美容師さん、いつも勉強になるので楽しいです(*^^*)

 

抗がん剤で新たに伸びるのを止められた毛が、毛穴の中で時間差で復活してるのかもしれない…と、美容師さんのお話聞きながら考えていました。

 

以上、今回は最近の変化のお話でした!

美容室はこまめに!と、学びました!(笑)

マスクしたまま問題なく施術できますし、

お店は換気や除菌もしっかりされているので、

ビビらずにもっと早く美容室いっとけばよかったです。

伸びてきたら髪まとめれば大丈夫と思わずに

次はちゃんとカット行きます。

 

今回はこのへんで。