34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その68、抗がん剤初回は、どれが抗がん剤のせいか分からない。

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2017年6月後半の事

一回目の抗がん剤投与を終え退院、

自宅で副作用の様子見をしていました。

 

毎日つけていた治療日記の一言には連日

「便秘、ダルイ、食欲ナシ」と書かれていました。

この頃はまだ普通食が食べれていたので、今思うと食欲はある方でした。

これが回を追うごとに普通食を受け付けなくなり、超偏食になるのですが…

そのお話はその時に詳しくしようと思います。

 

とにかく、今回の「食欲が無い」はただ単に、

「食事を受け付けない」というより「食べたいという気持ちが無い」だけでした。

食べれば食べられる。

ですが、便秘が酷く、出ないのに食べて腸閉そくになったら怖いので、なるべく消化に良い葉物の煮物やお粥なんかを食べた記憶があります。

それでも下剤も増やしているにもかかわらず、お通じが無く、出るまで怖くて食事の量を減らしていきました。

電動ベッドにちょっぴり似ている気がしてすっかりお気に入りになった座椅子に座ってひたすらお腹を暖めマッサージしていました(笑)

 

少ししか食べていませんでしたが、ちっとも苦ではなかったのは、おそらく副作用の食欲減退があったからだと思います。

食べない事は平気でした。

ただ、便秘が辛くて…

日に日にぐったりしていきました(笑)

 

日に日にぐったりしていったのも、今思うと副作用の倦怠感だったのだと思うのですが、何分初回なので、これが薬の副作用とは思っていませんでした。

この時は副作用は便秘のみだと思っていたのです。

副作用でひどい便秘だから、食欲が無くてダルイのだと思っていました。

だから、お通じさえあれば全て回復する、と、思っていました。

 

投与後4日目にお通じがあった時、ダルさが抜けず、もしかしてこれは副作用なのかな?とやっと思いました。

 

それでも抗がん剤初心者の私は、食欲減退は便秘のせいだと思っていました(笑)

なぜなら、便秘が解消したら少し食欲が戻ったからです。

しかし、抗がん剤を終えた今の私から見ればそれも抗がん剤の副作用だとわかります。

 

後々書き溜まった治療日記を見れば一目瞭然なのですが、

たまたま食欲減退が解消されていくタイミングと

便秘が解消されたタイミングがかぶっただけでした(笑)

それに気が付くのはもう少し後の事になります。

 

この時は全て便秘のせいで、

私に起きる最も強い副作用は便秘だ!!

便秘怖っ!!!

と、思っていました(笑)

 

因みに、吐き気の副作用はほぼありませんでした。

吐気が強いときに飲む薬を貰ってきましたが、

「もしも気持ち悪くなったらどうしよう」とビビって、何もしていないとなんとなく胸がムカムカする程度でした。

治療日記の吐気の欄には「1」に満たない「0.1~0.5」の数字が投与日から6日目まで並んでいました。

ビビりすぎて、一応保険に一錠飲んでみましたが、使う必要がありませんでした。

 

何が抗がん剤の副作用で、何が抗がん剤とは直接関係ない症状なのかがまだわからない抗がん剤初回。

終始ビクビクしながら手探りで様子を探っていきました。

ビクビクしすぎて、便秘解消された後の投与後5日目には体力も気力も疲れ果てていました(笑)

 

こんなのが後何日続くのだろう、と、ウンザリしましたが、

その翌日、投与後6日目あたりから、体調は回復に向かっていきます。

そのお話はまた次回。

 

 

【おまけ】

投与後から5日目までの治療日記の症状程度記録欄の数字を項目別にご紹介。

※治療日記の画像と説明は「子宮体癌闘病記その65」に載せたので省きます。

症状→(投与日、投与後1日目~5日目の数字)という感じで書きます。

 

・吐気→(0.5、0.2、0.2、0.2、0、0.3)

・脱毛→(全て0)

・しびれ→(5日目のみ0.1、他の日は0)

・倦怠感→(0、0、2、1、2、2)

・食欲不振→(0、0、1、2、2、2)

 

体調は投与後二日目から下降、3~5日目は「悪い」にチェック入ってました。