34歳、独身、彼氏ナシ、子宮体癌闘病日記

34歳で子宮体癌デビューの闘病漫画ブログ

子宮体癌闘病記その74、3クール後のブツブツ事件と白血球のお話。

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更新の間隔が少しあいてしまいましたが…

今回は

抗がん剤3クール目を終えて自宅療養中に出てきた

新たな副作用のお話です。

 

抗がん剤投与を終え、退院してから数日後の事。

入浴中にデコルテにニキビの様な吹き出物が沢山出ていることに気が付きました。

退院してから数日間はとにかく倦怠感がヒドイので、いつからブツブツが出ていたかはわからなかったのですが、気が付いた時にはデコルテ付近と肩回り、背中全体にブツブツがでてました。

 

夏になり、暑さとホットフラッシュで毎日大汗かいていたので、汗疹にならないよう汗拭きシートなどでこまめに体を拭いていたのですが、抵抗力が弱まっているせいで汗拭きシートにまけたのだろうか?

とか、

拭いていても阻止できずに汗疹になってしまったのだろうか?

とか

色々考えましたが、まずは医師に相談しようと、抗がん剤投与から一週間後の外来の時に先生に診てもらいました。

が、お肌のトラブルは原因を突き止めるのが難しいので、先生もはっきりした原因がわからないようでした。

アレルギーの湿疹ではなさそう…という事で、おそらく白血球の減少で抵抗力が弱まったせいではないか?という事になり、ひとまず軟膏で炎症を抑えて対処することになりました。

 

自分でもネットで色々検索してみたのですが、

やはり、抵抗力が弱まった説が一番有力そうでした。

抵抗力があれば何の悪さもしない、誰しもがもともと皮膚に持っている菌が、抵抗力が弱まってしまったせいで悪さをし、炎症を起こしているのでは?

という説が一番しっくりきました。

たぶんこれだろうと思う事にしました。

 

とにかくお肌に負担をかけず、乾燥をさせないこと。尚且つ清潔に保つことが大事とネットで見たので、赤ちゃんにも使える泡で出てくる低刺激でうるおい成分が多いボディーソープを購入しました。

タオルを使わず素手で洗うのはもともとやっていたので、保湿と低刺激を意識し、入浴後と朝起きた時に病院から処方された軟膏を塗る事にしました。

 

そうすると、新たなブツブツは出なくなり、だんだん落ち着いてきたので一安心…

と思ったのですが、次の抗がん剤を終え、数日するとまた新たなブツブツが出てしまいました。

 

なので、結局ここから先、抗がん剤が終わるまで

投与から数日後にブツブツが出る→軟膏が効いて落ち着いてくる→次の抗がん剤→数日後、前回のブツブツが治りきる前に新たなブツブツ→軟膏が効いて落ち着いてくる……という流れをループし、常に新旧のブツブツを背中に宿し続ける羽目になりました(笑)

 

当時36歳。年齢的にも跡が残りそう…と不安でしたが、

抗がん剤が終了した後、いつの間にかキレイに治っていました

現在は跡も残っていません(*^^*)

 

そんなブツブツを錬成してしまった要因に、白血球の減少があります。

抗がん剤投与後、じわじわと数値は下がってきてはいましたが、

2クール目まではギリ正常値を保っていました。

それが、3クール目にしてついに正常値を割ってしまったのです。

それに伴い、抵抗力も弱まり、ブツブツが出来たのだと思います。

 

血液検査で白血球を測定する時、

正常値はおよそ3300~8600程なのだそうです。

が、今回私の白血球の値は2100。

これがもっと減ってしまうと、血液を作るのを促してくれる注射をしたり、それでも増えない時は抗がん剤治療自体を一度休止し、血液が増えるのを待ってから再開する場合もあるそうです。

私はまだ注射も抗がん剤休止もはしなくて大丈夫との事で、

とにかく自分にできる対策はしておこうと、

血を増やすために鉄分多めの野菜ジュース飲んだり、お肉を意識的に摂ったりしました。

それから、抵抗力が落ちているので外出時はマスク必須も心掛けていました。

 

今回は白血球が少なかったため、投与後2週間後にもう一度外来受診し、再び血液検査をしました。

相変わらず白血球の値は2500と低めでしたが、

白血球の元となる好中球が前回の920から1150まで増えていたので、問題ないとの事で、4クール目の抗がん剤治療の入院日を決めました。

 

これで6クールある抗がん剤も折り返しです。

だんだん色々な副作用も出てきて少し大変になってきましたが、

あと半分の辛抱です!

 

ということで、

4クール目のお話はまた次回。