今回は、更年期障害についてのお話です。
ブログの開腹手術のくだりでも一度書いたので重複するかな…
と、思ったのですが、見返してみたら、汗かくとかは書いてますが、メンタル面などは書いてない…?ですかね…?
漢方を飲んだ話も追々話します…的な事書いてる記事は見つけましたが、
書いてない…?ですかね…?
コメント欄でお話したりしたのでしょうか?
基本過去の記事を見返さないので、もしかしたらどこかの記事に重複して書いてるかもしれませんが、改めて書かせて頂こうと思います。
手術で子宮を取った後、卵巣にもガンが見つかり
両卵巣も取ったのですが…
卵巣が無くなる事で、強制的に卵巣の機能が失われるため
更年期障害の症状が出ます。
という説明を手術の前に事前に受けていました。
私はその時、母の更年期を思い出しました。
体調もあまりよくなく、精神的にも不安定で
はたから見ていて辛そうで、でも自分に出来ることもなくて歯がゆい思いで母を見守っていたのを覚えています。
そして、卵巣を取る事になった今、自分もあの時の母の様になるのでは?
と、思いました。
母の様に自然に訪れる更年期ではなく、手術で突然やってくる分、自分の方が重い症状が出るのでは?と、思いました。
そう思った理由の一つが、生理前のイライラです。
私は生理前のイライラが結構酷かったので、ホルモンバランスが崩れるとメンタルに来るタイプなのかもしれない…と、思ったのです。
母の更年期の様子と、自分の生理前の気持ちの崩れ具合を知っていたので、
病気になる前から自然に更年期になった時、自分はイライラするのでは?と、思っていました。
ですので、卵巣を失うにあたり、そこは不安な点でした。
結果として
上の漫画にも描いた通り、
メンタル面での変化は何も無く、とても安心したのを覚えています。
むしろ、生理が無くなった分、生理前のイライラも消え失せ、手術前より感情の起伏は安定しました。
2020年2月現在、
手術から丸二年以上が過ぎましたが、
変わらず精神面はフラット。ニュートラル。メッチャ普通です。
私に強く現れた更年期障害は、ホットフラッシュでした。
卵巣無くなる前は、とにかく寒がりで、防寒着は色々持っていて、得意技は防寒!くらいの勢いだったのですが、術後、その防寒着コレクションの大半が必要無くなりました。
寒がりだった頃は汗もあまりかかなかったのが、ホットフラッシュで一気に汗だく体質に変わりました。
ホットフラッシュが酷いので、抗がん剤後に漢方を出してもらって飲んでいたこともありますが、2種類試してもイマイチ効果を感じられず、飲まなくても変わり無かったのでやめました。
因みに、漢方は初めは「当帰芍薬散」で、その後「加味逍遥散」を出してもらっていましたよ(*^^*)
そんなこんなでアレコレ対策を試してみながら、
時間とともに元の寒がりに戻ったりするのかな?と思っていましたが、
術後2年以上経過した現在も暑がりのままです。
更年期なりたての頃よりは汗の量も汗をかく頻度も減ってきていますが、
今でも一日に何度もボワァ~と暑くなって汗をかいています。
夏場の美容室などでは汗が止まらず困る事もありますが、
冬場も薄着できるし、寒くて辛い!という事が無くなったのは良いな、と思っています。あと、薄着になった分洗濯物が減ったのも嬉しいです(笑)
最初の1年は、単純に薄着だと汗を吸う部分が無くてビショビショになったり、薄着過ぎると気付かないうちに体を冷やしてしまっていたりと、ホットフラッシュとの付き合い方が難しかったですが
今は体感に合わせて着脱出来る服にしたり、汗をよく吸う服や通気性の良い服を着るなど、調整が出来るようになってきました。
また、少しずつ症状も軽くなってきているので、今は長そでのカットソー1枚に、暑くなったら腕まくりだけで熱を逃がせるようになったので、以前よりは楽です。
あとは、体を冷やし過ぎないように、暑くて薄着になったとしても
「寒くなってから着こむ」ではなく「暑すぎなくなったら服装を戻す」という感じにしています。
以前は暑かったら服を1枚脱いで、寒いなと思ったらまた着ていたのですが、
それだと知らないうちに体が冷えすぎて浮腫みやすくなったりしていたので、
暑い!汗かく!となったら腕まくりや1枚脱ぐなどして、汗が引いたら特に寒くなくても早めに袖を戻したり1枚足したりしています。
たまに早まって、着込んだ途端に再び大汗かく時もありますが(笑)(;^_^A
あとは、冬場は上半身は薄着でも下半身は温かくするなど、体を冷やし過ぎないのも大事だなという事をこの2年で学びました。
こんな感じで、術後のホットフラッシュとも何とか付き合いながらやっています。
過去の記事と重複してる部分があるかもしれませんが、
今回はこの辺で。